2015年9月15日火曜日


la persona che guarda sempre giù può trovare sola la pozzanghera,invece la persona che guarda sempre sù può trovare  bello ciello azzuro.
イタリアの諺なのか、ロシアの諺なのかは、わかりませんが、友人が私と話している時に、パレルモについて下のような話したら、こんな諺を教えてくれました。正しいイタリア語の文章なのかどうかは、、、ごめんなさい。
意味は「下ばかり見てるひとは、水たまりしかみない。上を見ている人は、青い空を見つけられる」 というものです。

パレルモという街は、玉石混淆です。「良い」という人もいれば「嫌い」という人もいます。それは、きっと見ている「角度」が違うのだと思います。私は、街を歩いていて、空を見上げれば真っ青な空、そして視線を横にやれば、歴史的に貴重な建造物に出会えるこの街を愛してやみません。確かに、街はゴミが多く、残念なところも多々あります。そういった汚いとかダメなところをあげつらえば、きりがないでしょう。そしてそんな汚いところに自分が住んでいると思えば、嫌なきもちになるでしょう。だから口を開けば、自分の住んで居る街の悪口ばかり。そういう人もいます。言ったからといって、何も残念ながら変わらないのも現実です。

でも、言い換えれば、そういう人は、真っ青な空、歴史的な建造物を見る代わりに、そういう「悪いもの」「汚いもの」ばかりをわざわざ探して歩いているのではないでしょうか。見る角度を変えれば、もっといいものも見つけられると私は思うのです。

これは、人や生き方にも言えるのではないでしょうか?

人間は困難にぶつかった時、苦しい時、下ばかり向いてしまいます。そういうダメな現実に向き合うのも大切ですが、そういう「ダメ探し」ばかりをしてもきりがないのではないでしょうか?

そんなことよりも、顔をちょっとだけ、上にあげれば、青い空や歴史的に貴重な建造物のように、もっと素敵なものが見えてくるのではないでしょうか。いろんなダメなことを探すより、悲観するより、いいことやワクワクできる可能性のあることを探す方が数倍楽しいです。そんなことを日曜日の朝に感じました。ありがとうリディア。

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