2014年12月29日月曜日

留学生活を成功させている人とそうで無い人の過ごし方の違い

イタリアで留学生活を続けて2年以上、そこで出会った日本人留学生をみていて、留学生活を有益に過ごしているなと感じると正直、もう日本に帰った方が…、と思う人といます。かってな判断で恐縮ですが、すこし箇条書きで上げます。あくまで私の感覚です。もちろん私自身を振り返って自身の反省点も含めて書いています。何かこれから留学する方へのヒントになればと思います。

<留学生活を成功させている人>
・勉強に積極的、学校以外で自宅でも勉強している。
・バールや行きつけの場所を自分でみつけ、自然にコミュニケーションをできるようなチャンスを作っている。ゆっくりと人間関係の輪を広げて行く。
・間違いを恐れず、話す。分からないことを質問できる。
・自分から人を誘える、電話ができる。
・一人で行動できる、なにごとにも興味を持って、一人旅もできる。
・ありがとうというだけでなく、してもらったことに対するお礼がきちんとできる。(実はイタリア人、こういうのをきちんと見てます…日本と同じですよ)
・否なことはきちんとノーという、わかってもらうよう努力をする。
・学校でも日本人の生徒と上手につきあい、小旅行などを楽しんでいる。
・自分のレベルを知るために、試験などを積極的に挑戦する。
・イタリア人だけでなく、他の外国人の生徒たちとも仲良くできる。
・知り合った友人たちへクリスマスカードを送ったり、小さな出会いを大切にしている。
・孤独を受け入れているため悲観しない。

<留学生活を楽しみきれていない人>
・学校にはただ通うだけ、しかも休みがち。自宅での勉強はほぼしない。
・小さな文法や言葉にこだわり、きちんと話すことに固執する。そうでないと話さない。
・人と比較して、自分よりイタリア語ができているかそうでないかで、相手を格付けする。
・日本人同士だけでいつも一緒にいる、もしくは全く拒否して日本人と一切、関わらないなど人付き合いが極端。
・コンドームなどを使用せず、簡単に性関係を異国の人と持つ。押されると弱く、拒否ができない。
・自身の考え方に固執し、他の価値観が受け入れられない。
・いつも誰かが誘ってくれるのを待ち、自分から連絡をしない。
・誘ってくれない相手や友人ができないことを自分のせいと思わず、その街や国を悪く言う。
・自分には何も起こらないと確信し、周囲の声を無視して、危険な場所にでかける。そして何か起こるとその街や人のせい、イタリアのせいにする。
・好奇心が少ない。
・自身のイタリア語のレベルに関係なく、先生の格付けをし、悪くいう。しかし先生の前では満足していると言う。もしくは何も言わない。
・我慢し続ける、愚痴が多い、感謝の気持ちがあっても直接伝えないため、反感をかう。
・一人で行動できない、一人旅ができない。

私が留学生活で充実している(笑顔が多い)なと思う人たちは、自然に楽しい環境を作っているひとたち。そうでないなと思う人(暗い表情)は、どうしてイタリアにいるんだろう、本当に楽しいんでいるのだろうか?と正直思いました。もしも自分にあわない際には、勇気をもって早めに帰国するのもひとつの手段だと思います。


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