2014年3月23日日曜日

留学先選びのコツ


イタリアでしか使われないイタリア語、そのためにイタリアに留学しようとする人たちにはどんな人たちがいるのでしょうか?その多くがシェフやオペラ歌手を目指す人、イタリア美術が好きな人、そして「イタリアが好き」という理由で、飛び込んでいく方と様々なタイプがあるように思います。
シェフや歌手の方は目的がはっきりしているので滞在先も自ずと決まってきますが、そうでない方たちは、どうやって留学先を選べば良いのでしょう?
ここで私が様々な留学先で知り合った方達の声そして私自身の経験をふまえてお伝えしたいと思います。
1)好きな街で選ぶ
これがベストだと思います、選ぶ街がとにかく好き、住んでみたい!もしも良い学校が自分で探しにくい小さな街でも、なにかしら学校はあるはず。現地在住の日本人の方を探して、色々教えてもらうのもひとつです。

2)田舎がいい?都会がいい?観光地がいい?
都会と言えばミラノやローマ、観光地と言えばベネチアやフィレンツェでしょう。田舎と言えば、カンパーニャなどのミナミエリアを代表としてあげることができると思います。
それぞれのメリット&デメリットがあるので紹介します。
○都会は便利、優れたサービスになれた日本人に住みやすい場所。日本食材など、なんでも手に入る。
×都会は物価が高く(日本と変わらないかそれ以上) イタリア人たちの接し方も都会的。イタリア人の友人を探すのに時間がかかる。日本人が多い。

○観光地は整備されていて住みやすい。観光ガイド本も多く出ているため、街のことが分かりやすく、旅行感覚の延長で過ごせる場所。また多くの日本人がいるので、友達になって、一緒に旅行などがしやすい。
×日本人でひしめいていて、せっかくイタリアに来た感が薄い。語学学校は日本人で溢れ帰っている(これを多くの学校が隠しています)。 物価が高い。慣れないうちはボラれる。

○田舎ほど人が親切で、外国人が少ない分興味を持ってくれる。友達ができやすい、助けてくれる。物価が安い。歓楽街が無い分、危険も少ない。
×公共機関が不便なケースが多い。スーパーなどが遠くにあって、買い物に困る。日曜はほぼ休み。 日本人がいないので寂しい。

※よくミナミに行くと方言が身に付くと言いますが、どこの街にも方言があります。また外国人にたいしては、多くのイタリア人は分かりやすいイタリア語を使ってくれます。またイントネーションもミナミになると言われますが、そこまでの語学力が身に付けばたいしたものだと思います。


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