2014年3月23日日曜日

★イタリアの危険 キタはスリ、ミナミはひったくり。


イタリアにきて思うこと、それは日本がどれほど治安がいいのか…ということ。
だから治安のよい国で過ごした日本人は、泥棒たちからすると、「狙いやすい存在」なのです。またイタリアのエリアによっても、その「質」は違います。
ローマから上はジプシーなどによる「スリ」。 「お金を頂戴…」といいながら、手をひっぱったりして、知らないうちに財布が盗まれています。ローマの地下鉄やバスも有名ですね。絶対に気がつかない、マジックのようなテクニックで盗んで行きます。

ナポリやパレルモ、カターニャ。ミナミの都会に出没する「ひったくり」。
 私もやられましたが、時間帯が夜とは限りません、バイクに乗って盗んだり、はてには突き飛ばして、ころんだすきに鞄や携帯電話を盗んで行きます。彼らは「外国人はお金をたくさん持ち歩いている」ことを知っています。だから極力、鞄は小さくて高価に見えないものを、しっかりと道路と反対側に持つ。壁の近くを歩く。時々、まわりを振り返るなどをして、自分が「気をつけている」ということをアピールしてください。そして怪しげな小道には、足を踏み入れないでください。

★事件に会った時にしてはいけないこと
たとえひったくられても、決して、反抗したり、追いかけたりしないでください。彼らの多くはグループで行っています。奥の小道にはその悪い仲間達が待っています。最近、中国人のカップルで、女性が鞄をひったくられ、それを追いかけた彼氏が待ち構えていた不良グループにボコボコにされたあげく、自分の鞄をとられ、2週間の入院というケースがありました。

 ★…そこで
鞄は冬ならコートの下へ、夏なら満員電車や満員のバスに乗らない、大金は持ち歩かない、パスポートはコピーを持ち歩く。カードや大金は身につける、首から下げるネックレスタイプのポシェットや靴の中など。スマートフォンを手にしたまま、歩かない。夜遅くなるならタクシーを使う。
そこまでと思われるかもしれませんが、そこまでして丁度良いくらいです。

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