2014年3月19日水曜日

ビザの準備とチケット購入と出国のタイミング

3ヶ月以上の滞在には当然、ビザが必要になります。一応、短期でもビザが必要と書いていますが、それをやっている人は少ないのではないでしょうか?…
さてビザとは??簡単にいうと「この日本人は私たち政府が厳しくチェックして、あなたの国で受け入れてもらっていい人と判断したので、長期滞在を日本側で許可しました」というものです。

長期留学を考える際で一番のストレス?難関と思われている方が多いのではないでしょうか?まず入学を決めたなら、学校側にこの資料を請求しなくてはなりません。
・1)教育監督局の認可を受けていることを証明する書類、2)または学校の経営母体である会社の商工会議所の直近の登記簿謄本。

日本語でもややこしいですよね(萎)、この上記の書類を簡単に用意できる学校もあれば、そうで無い学校もあります。日本人的発想でいけば「用意できない=怪しい=ぼったくり」という行程式がすぐにできあがるでしょう。でも、ここで少し待って欲しいのです。大きな学校になれば、それ相応のものが整っていて、1)をすぐに用意できます。この場合では一週間以内に必要書類を用意してくれるでしょう。
しかし小規模な学校は2)のケースが一般的です。2)のケースの場合、母体の商工会議所に資料を提出したり、親切な学校ほど、領事館にあなたのビザ申請の書類の問題がないかなどを、学校側が確認するために、時間が必要になります。送付までに1ヶ月というケースもあるでしょう。でもだからといって怪しい学校と判断するのは早急かと思います。
大きな学校には大きな学校の小さな学校には小さな学校の魅力があります。安心も大切ですが、 自分がピンときた学校を選ぶために、時間を使うのもイタリア式ではないかと思います。
・そこで私からの提案ですが、まず「エアのチケットは最後に買う」がいいと思います。しっかりとビザ取得の準備をすすめて、手元に揃ってから、もしくは、取得できるのが、はっきりしてからでもチケット購入は遅くないと思います。早めが安いからと購入すると、後々のストレスになりかねません。後々、トラブルで入学の時期がおくれたとしても、学校側は授業を補填してくれるケースがほとんどです。

2)授業料全額前納の証明書
これはricevutoといって、入学許可書と一緒になっているケースが多いです。 どうも納得がいきませんよね、全額前納って。しかもいったん振り込んだ学費は学校側は基本的に返金を断ります。行った学校が気に入らなかった友人は、半年分の学費を捨てて、他の学校に通いだしました。なので私は3ヶ月など最低限の短期のコースにして、その後のペルメッソの更新スタイルをお勧めしたいです。入国後はビザより滞在許可書が強いのです。気に入れば更新すればいいのです。

3)滞在先の身元を保証する証明書
これから滞在する先の住所、もしくは身元保証人となる方の証明書です。学校によっては、滞在保証書なるものを送ってくるケースが多いですが、あまり大使館的には喜ばしくないように私は感じました。もし滞在先がホームステイなどで、決まっている場合は、大家の身分証明書のコピーを送ってもらうようにお願いした方が確実です。

4)滞在期間を保証する保険
これを多めにとって、滞在期間を長く設定してしらっと申請すると、学校に通っている以上のビザが私の場合はでていました。 

5) 資金を証明する通帳のコピー
これは直近のものを求められますので、大使館にいく前日にコピーをした方がいいです。また通帳に普段と違う入金があった場合、つっこまれます。親からの援助金があった場合はさらに親に「○●万円をもらいました」というような証明書の提出を要求されます。

6)住民票

7)あとは大使館のホームページから所定の書類をプリントして記入するだけ。大使館はネットでの予約制、学校側の発送が確認できたら、日程を早めに確認して押さえておいた方が確実です。

★とにかく私が言いたいのは、期日を決め過ぎないこと。日本人的感覚で締め切りをつくってしまうと、何かと苦しむのは自分です。大使館ですがすでに、中で働く人たちはイタリア化しています…。普通に駄目な資料があれば「送り直してもらって」と、軽く言ってきます。そんな時に「え!一週間後に出発だけど…」とパニックにならないように、調整しておくことをお勧めします。
※他にも必要な書類があったかもしれませんので、大使館のホームページで確認ください。
※大使館は決して怖いところではありません。普通にしていれば、問題ありません。色々なサイトをみると、悪く書いている方が多いですが、私は別段不愉快に感じたことはありませんでした。彼らはただ、彼らの仕事をしているだけで、それ以上でも以下でもありません。またイタリアでのことを彼らに聞いても納得のいかない答えが帰ってくることが多々あります。それはイタリアでの法律が変わりすぎていて、彼らも対応しきれていないように私は感じました。ビザの準備から、イタリア式で、おおらかにすすめていきたいものですね♪





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