2014年12月31日水曜日

留学サポートを体験して頂いた方のアンケートを紹介させて頂きます。


2014年の初夏からトラパニとパレルモの二カ所で長期留学を経験された方を、留学前の学校のやりとりからサポートいたしました。「一人で頑張れるところは自分で、そうでないところは任せて…」というのが留学有料サポートの基本です。快適な留学生活を応援しています。

●Aさん 30代 女性 会社員

質問1)学校との入学前のやりとりに関して

→語学学校への入学手続き、学生ビザ取得にあたって学校から発行してもらわなければいけない必要書類の取り寄せ、先方との交渉など、煩雑を極める手続きを全て一任していただいたおかげで、ビザ申請手続きのみに専念できたことは非常に助かりました。
また、書類送付に絡むトラブルもありましたが、間に入って迅速に対応していただきました。言葉の不安のある中での、行き届いたサポートに感謝しきりでした。

2)パレルモ到着時のフォローについて
→往路便が深夜着しか選択肢がなく、空港からの移動や宿泊についての不安がありましたが、事前に解決策を提案いただき、到着時には深夜にもかかわらずホテルまで同行していただきました。長旅の疲れもありましたので、大変心強かったです。

3)事前の携帯電話やwifiの手配について

→今や携帯電話とネット環境は必要不可欠です。長期滞在となると尚更で、到着後すぐにでも使いたいと言う我儘にも応えていただきました。
日本とは契約システムが異なる上に、私はネットワーク知識に疎いので、事前に相談に乗っていただき、日本で使っているスマートフォンを現地でネット端末として使用したい、携帯電話はシンプルなもの(通話とメール使用のみ)を別に購入したい旨をお伝えしました。
到着時にはポケットwifiと携帯電話を準備していただいており、即時使用することができました。また、契約システムや支払についての説明を受けて、その後も快適に使用することができました。

4)部屋について

→滞在先については希望予算だけをお伝えして、あとは全てお任せしましたが、立地良好(学校、駅へは徒歩圏内)、価格適正のB&Bを手配していただきました。
ただ、キッチン・風呂が共同だったため、冷蔵庫内の私物を盗まれたり、トリレットペーパーや石鹸を勝手に持ち出し度々無くなる、キッチンを居間代わりに占拠するため使えないなどのトラブルはありました。
しかし、立地・設備面で考えれば破格の家賃であったため、多少のトラブルは致し方ないのではないかと思います。
B&Bのスタッフが家族のように親切に接してくれたことが幸いでした。

5)学校の授業に関して
→今回紹介していただいたitastraは、大学付属の外国人向け語学学校であるため、しっかりとしたカリキュラムのもとで勉強することができました。
夏にはサマースクールが開催され、午前中の4時間はみっちり授業、放課後には様々な無料アクティビティに参加することができました。そこでは学生チューターやレベルの異なるクラスの生徒との交流もあり、交友関係が広がりました。

6)シチリア生活について、シチリア人について

→シチリアと言えば真っ先に「マフィア」をイメージして、治安面での不安を危惧する方も多いのではないかと思いますが、実際普通に生活する分には何の危険もありません。
しかし、日本と同じ感覚で街歩きをするのはやはり危険であると言わざるを得ません。
そこで、街歩きのアドバイスをいただき(例えばスマートフォンを手に持ったまま歩かない、昼間でも狭い路地には入らない、など)、それを常に念頭に置き、実行することで、過剰な心配をする必要はありませんでした。
また、シチリアは物価が安く、長期滞在には最適だと思います。
人々もホスピタリティに溢れ、人懐っこく、彼らとの交流は貴重な体験となりました。

7)トラブル時の対応について

→イタリアでの長期滞在においては、大小様々なトラブルがつきものです。
語学も満足に出来ない場合、一人では解決できないまま我慢せざるを得ません。
しかし、有事の際には事の大小に関わらず迅速なサポートを、解決までのフォローも行き届いており、そのような不安も杞憂に終わりました。
特に通院が必要になるような場合には病院の紹介、予約までも引き受けていただき、
慣れない土地での快適・安全な生活を全面サポートしていただいたことは感謝に堪えません。

2014年12月29日月曜日

留学生活を成功させている人とそうで無い人の過ごし方の違い

イタリアで留学生活を続けて2年以上、そこで出会った日本人留学生をみていて、留学生活を有益に過ごしているなと感じると正直、もう日本に帰った方が…、と思う人といます。かってな判断で恐縮ですが、すこし箇条書きで上げます。あくまで私の感覚です。もちろん私自身を振り返って自身の反省点も含めて書いています。何かこれから留学する方へのヒントになればと思います。

<留学生活を成功させている人>
・勉強に積極的、学校以外で自宅でも勉強している。
・バールや行きつけの場所を自分でみつけ、自然にコミュニケーションをできるようなチャンスを作っている。ゆっくりと人間関係の輪を広げて行く。
・間違いを恐れず、話す。分からないことを質問できる。
・自分から人を誘える、電話ができる。
・一人で行動できる、なにごとにも興味を持って、一人旅もできる。
・ありがとうというだけでなく、してもらったことに対するお礼がきちんとできる。(実はイタリア人、こういうのをきちんと見てます…日本と同じですよ)
・否なことはきちんとノーという、わかってもらうよう努力をする。
・学校でも日本人の生徒と上手につきあい、小旅行などを楽しんでいる。
・自分のレベルを知るために、試験などを積極的に挑戦する。
・イタリア人だけでなく、他の外国人の生徒たちとも仲良くできる。
・知り合った友人たちへクリスマスカードを送ったり、小さな出会いを大切にしている。
・孤独を受け入れているため悲観しない。

<留学生活を楽しみきれていない人>
・学校にはただ通うだけ、しかも休みがち。自宅での勉強はほぼしない。
・小さな文法や言葉にこだわり、きちんと話すことに固執する。そうでないと話さない。
・人と比較して、自分よりイタリア語ができているかそうでないかで、相手を格付けする。
・日本人同士だけでいつも一緒にいる、もしくは全く拒否して日本人と一切、関わらないなど人付き合いが極端。
・コンドームなどを使用せず、簡単に性関係を異国の人と持つ。押されると弱く、拒否ができない。
・自身の考え方に固執し、他の価値観が受け入れられない。
・いつも誰かが誘ってくれるのを待ち、自分から連絡をしない。
・誘ってくれない相手や友人ができないことを自分のせいと思わず、その街や国を悪く言う。
・自分には何も起こらないと確信し、周囲の声を無視して、危険な場所にでかける。そして何か起こるとその街や人のせい、イタリアのせいにする。
・好奇心が少ない。
・自身のイタリア語のレベルに関係なく、先生の格付けをし、悪くいう。しかし先生の前では満足していると言う。もしくは何も言わない。
・我慢し続ける、愚痴が多い、感謝の気持ちがあっても直接伝えないため、反感をかう。
・一人で行動できない、一人旅ができない。

私が留学生活で充実している(笑顔が多い)なと思う人たちは、自然に楽しい環境を作っているひとたち。そうでないなと思う人(暗い表情)は、どうしてイタリアにいるんだろう、本当に楽しいんでいるのだろうか?と正直思いました。もしも自分にあわない際には、勇気をもって早めに帰国するのもひとつの手段だと思います。


2014年12月23日火曜日

パレルモ大学附属学校のウィンタースクールが2月から始まります!



パレルモ大学附属の公立の語学学校での集中講座が始まります。一日4時間で月曜日から金曜日までみっちり授業、午後には先生が同伴での街のクルージングやアペリティーボなどのイベントもあります。冬でも雨が少ないシチリア、ゆっくり歴史的建築物を観たり、美術館めぐりをしたい方には、暑くないのでおすすめのシーズンです。もちろん滞在先も手配しますので、プチ留学でもOKです。レベルは初心者から上級者まで、気になる方は御問い合わせください。

2014年12月10日水曜日

冬のリベーラ(シチリア)、花咲くガーデンで冬休みはいかがでしょう…

▲ピンクの可愛らしい花をいっぱいつけたブーゲンビリアが屋外テーブルの日よけのよう…

▲リベーラの柑橘類が庭を賑わせます。

▲バラの高貴な香りに豊かな心に…

▲爽やかな水色、まるで空のような爽やかな青が目をひきます。

▲いつ訪れても庭には可愛い花達や緑が迎えてくれます。
冬のリベーラ…
アグリジェント州にある小さな街リベーラ。
オレンジの栽培で有名なここは、11月、たくさんのオレンジの実を目にする事ができます。そして料理研究家マルティーノ・オーナーの家には、クリスマス頃まで季節の花を見ることができます。

季節感を大切にする主はこの冬、私たちをラグーでもてなしてくれました。
▲イタリア中の料理を熟知した料理研究家の自宅


▲重たいラグーも主の手にかかると、日本人でも親しみやすい味に…ペロリです

▲リベーラから近いシャッカは漁師町、新鮮な魚が揚がっています。タコやイカ、ウニやシャコもあります。シャコは別名海のセミと言われています、少し、想像つきますよね。

<ラグー・ナポリターノ>
ナポリ風ラグーは、牛肉の固まりに薬草をつめて紐で縛り、一度オーブンで焼き、良いこげ色が着いた頃に、水、トマトソースとともに中火で煮ます。その後、一晩おいて味を馴染ませ、さらに半分の肉をほぐして、さらに弱火でコトコトと数時間、煮込んで行きます。ゆっくりと冬の一日を過ごすのにふさわしい一皿。完成されたラグーは、脂身のすくない部分を使っているので、軽い仕上がり。固まり肉とほぐし身の両方が入っていて、違う肉の食感を楽しめます。
肉料理も魚料理も楽しめます。
寒い冬、温かいシチリア島でゆっくりと流れる時を楽しみませんか?


2014年12月3日水曜日

シチリアで陶器の絵付け体験しませんか?




「シャッカ」というアグリジェント州の街、人口4万人近くの中都市です。ポルタフェリーチェが、オーガニックの料理教室やホームスティを提供する「リベーラ」の街から車で30分程度、リベーラでのゆっくり主人にもてなされる一日にプラスしての体験コースをオルガナイズします。シチリアで陶器と言えば、「カルタジローネ」が非常に有名ですが、シチリアは各地それぞれに陶器で有名な場所があります。トラパニ州「エーリチェ」では、珊瑚を模した独特の赤色で絵付ける陶器、そしてシャッカには、まさにカルタジローネのようにあらゆるところに陶器のお店を見つけることができます。すでに上薬を塗った状態の陶器に、自分の好きな絵柄を書いたり、名前を入れたりすることができます。小さなタイルから絵皿までご希望に応じます。講師となるのは、様々な陶器職人がいる中で、よりクラッシックな技法に忠実で、繊細な筆使いで評判の高い陶器職人です。時間は小さいもので1時間〜。リベーラでの夕食を待つ間、シャッカに行って、アート体験されてはいかがでしょうか。絵付けされた作品は、焼き上げた後、日本へ郵送します。日本に帰った後、楽しい想い出が世界にひとつの「作品」となって、あなたのもとへ戻ってきます。例えば小さなタイルなどは、そのままご自宅の表札代わりにご利用されたり、キッチンやバスルームなどのアクセントに最適です。ご家族それぞれの名前とデザインで、ルームアクセントにするのもオシャレです。またシャッカは温泉で有名な街、スパ体験もこちらでオルガナイズしますので、お気軽にお問い合わせください。