2018年8月30日木曜日

伊&日のカップル問題のサポートをさせていただきました

アモーレの国イタリア、滞在期間中に運命的な出会いをして恋に落ちる方もたくさんいると思います。
ただ言語の問題で心がすれ違ったり、全然違う方向に進んでしまった。。。なんてことも実際あります。
彼女の場合、モラルハラスメントに会い、「君はイタリア語ができないんだから」と日常的に言われ続け、すっかり心が萎縮されていました。彼女が伝えたいことを書面にして、私を挟んで面会、前向きな結果には至りませんでしたが、結果、彼女は前に進めたので、今後の幸せな滞在生活を心から願っています。
IH 様 40代女性。

 (依頼した内容)

通訳・翻訳

まだイタリア語でコミュニケーションが難しい時期に出会った50代の弁護士の男性と2ヶ月ぐらいお付き合いしてから一つ屋根の下で暮らし始めました。
目立ったトラブルはなかったのですが、その約1ヶ月後、一緒に暮らすことに耐えられなくなり最低限の荷物を持ってまるで逃げるように彼の家を出て行きました。その際の一時滞在先も紹介してくれました。
冷静に自分の気持ちを確かめようと彼から数日離れてみたのですが、関係を元に戻す気持ちにならず、彼と話し合いをして別れようと思い、浦田さんに依頼しました。


(満足度)
1)丁寧な事前ヒアリング
私と彼との間で起きたことをリストにするように勧められ、イタリア語で作文しましたが、彼女はそれを添削し、正しいイタリア語で相手に説明できるようにしてくれました。
添削後の文章は稚拙な表現が大人同士の話し合いをするに十分な表現に代わっており、大人としての話し合いに必要なイタリア語になりました。

2)一時滞在先の準備
急な話だったにも関わらず、安心して過ごせる滞在先を見つけてくれました。
安全で清潔、設備も整っている部屋で、滞在費用も納得できる値段でした。

3)冷静な対応
相手の男性とはチェントロストーリコのとあるバールで話し合いをしました。
通訳としての役割に徹し、感情的になりがちなイタリア人に冷静に対応し、時には機嫌を取りつつも、私の望む形で話を終えることができました。

4)事後のフォロー
話し合いをして別れることになったのですが、その後も彼と連絡を取らなければならず、何度も相談をさせていただきました。浦田さんからも連絡をいただき、とても親身に対応してくれました。おかげで平穏な生活取り戻すことができました。


(浦田尚子について)
パレルモ在住歴が長く、幅広いネットワークを現地でお持ちです。
状況をすぐさま理解して、迅速、的確に解決してくれました。
通訳・翻訳サービスとしてお願いしましたが、彼女はそれ以上のことをしてくれたと思います。責任感が強く、安心してお願いできる女性です。

(これからこられる方へのアドバイス)
イタリア人は明るく楽しい人たちですが、外国人女性に近づいてくる男性には注意しましょう。日本人の感情表現はイタリア人には優しすぎて、「No」も伝わりにくいので「思い通りになる女性だ」と思われがちです。





2018年3月6日火曜日

キリスト教が教える本物の結婚相手やパートナーとは・・・




こういうことはナイーブな問題ですので、
一個人の特殊の意見だと思ってさらっと読んでいただければ幸いです。
大変良い話を最近聞きまして、私も心からそう思うのでシェアします。
女性は賞味期限があると言われる日本では、若い女性なら今のあいだに見つけないとオバサンになって売れないと思うし、35歳後半からはもう高望みをせずに適当に収まり良い人を...と思い出すのではと思います。なので「この辺で手を打とうか...」とか本音は思いながらも、そうでもない人を選ぶなんてこと少なくないのではないでしょうか?
私は週に一度カトリックの聖書の勉強会に参加しているのですが、そこでフィアンセとはというお話が今回ありました。基本的にカトリックでは婚前性交渉をよしとしていませんし、離婚もよしとしていません。古臭いなぁと思われるでしょうか、きちんと幸せになるための理由があり、これも以下の話につながるのです・・・
ちなみに私が大いに納得したのは
「適当なところで妥協するな、本当に自分が心から望む人と結ばれなさい、結ばれる前にじっくりとお互い考える時間を持ちなさい」という教えでした。
そんなことしてたら「一生結婚できない高望みでは?」とか「ここで彼を受け入れておかないと逃げられる?」とか思って受け入れているとあまり良い結果にならないことが多々あるというのです。
ちなみに「適当なところで妥協するな」とはどこで考えるのかという話ですが、どこかに「うーーん」と思うところがあるのならやめておけ、という話です。そして自分はどんな人と結ばれたいのかそのイメージを強く固めていくことだそうです。そういう人と出会うと、理由もなくひかれるし、喧嘩をしてもまた一緒にいたいと思うので、末長く続くそうです。
ただ「この辺で・・・」と思っていた相手とは、結婚すると一気に萎えてセックスレスになったり、喧嘩をしても収集がつかなくなり、家庭内別居や離婚そして不倫へ一直線となるそうです。
あるクリスチャンの女性で結婚6ヶ月後にそれを破棄した女性がこう話していました。
「結婚が決まって嬉しいはずなのに何だか嬉しくない。自分の本音を見るのが怖かったけど、どうして彼と結婚しようかと思ったかというと、ただ幼馴染でずっと付き合って来たからという理由だけだったということに気づいたんだそうです。彼女は「破棄して本当によかった、今は自分が何をしたいのか?どうあればもっと幸せなのかを考えています」と締めくくっています。
結婚は一生に一度にしたいものですから(なぜなら離婚は非常に苦しいので)、よくよく自分の運命の人に出会えるまで、前向きに待つというのもいいのではと思いました。
ちなみにカトリックの世界ではfidanziamentoというフィアンセの期間はパートナーとして勉強する準備期間でもあります。
日本では簡略化されていますが、結婚前に夫婦になるためのコースに通います。その結果別れるという選択をするカップルも少なくありません。

婚前性交渉を良しとしないのは、まずはお互いの心をきちんと理解して、結婚したらもう二人は永遠に一つになると決めたのだから、安心して思う存分愛し合って下さい。ということだそうです。
※私が通っている教会での話ですので、全てのカトリックに共通する話ではないかもしれません。

2018年1月5日金曜日

パレルモ中期滞在にてビザ取得ほか、サポートを受けたかたのアンケートです。


T君、 21歳 、大阪の大学で、イタリア語を学ぶ現役の学生です。
滞在期間は2017年の9月からの4ヶ月、前半はほかの語学学校に3ヶ月滞在し、語学だけでなく、イタリアの文化に触れる中期滞在を計画され、2017年夏前に来て、12月に帰られました。
初めての留学ということで、学ぶ先の街選びの相談から始まって、アドバイスさせていただきました。
もともと大学でしっかり語学を学ばれていたので、すぐに上級者クラスに上がって、より深いイタリア語が勉強できたのではと思っています。上級者クラスは現役のパレルモ大学の教授が言語学に触れながらより専門的に学ぶことができます。

私がサポートするitastraはパレルモ大学附属の公立語学学校です。現役大学生のチューターがついたり、学校主催のアクティビティがあったりと、大学ならではの良さがあります。たくさんのエラスムスを利用してくる海外の学生が集っていて、とてもインターナショナルです。VISA取得も可能でCILSの認定校でもあります。

もちろんデメリットもあり、私立学校のような外国人に対する細やかなフォローがありません。突然授業の日程が変更になったり、人数が少ないと開催されないコースもあります。
なので突然の変更などが気になるかたにはオススメしません。 一般的な私立の学校がいいでしょう。

きてからなんとかしようとしても、話が違う、語学の問題、生活習慣の違いなので、クタクタになる皆さんを数多くみてきて、大切な滞在期間を有意義に過ごして欲しいとの思いから、有料で滞在サポートをしています。滞在先もシェアなのかひとり暮らしなのかをききながら、要望にあった部屋を探して提案しています。もちろんきてからのトラブル(水が出ない、電気が止まった、病気、行き違い)などもフォローしています。

一人で全部できるのは日本、それは私たちの国のサービスが非常に行き届いているから。困ってストレスで参ってしまう前に、そしてその街が嫌いになってしまう前に、在住の人間に頼ってみるのも大人の選択だと思います。
 
 <以下T君のコメント>
昨年頭からイタリア語学習歴 3年半 1.サマースクールと通常授業どちらも体験しました。どちらもレベルが高くて非常に面白かったです。クラスメイトの国籍も様々で、色々な友達と仲良くなれてよかったです。数回あった課外授業も、街を散策したり、海に行ったり、楽しかったです。

 2.学校のすぐ近くなので、すごく助かりました。部屋の設備も素晴らしくて、快適に過ごせました。

 3.以前にイタリアの色々な街を見てきましたが、他の街とは全然違う印象を受けました。人も違えば、建物、植物まで違います。人は明るくて、気さくな人ばかりです。建物は、例えば大聖堂はアラブノルマン様式で、他の街のものとは全然違います。僕はイタリアの大聖堂の中で一番好きです。是非多くの方に見ていただきたいです。

 4.浦田さんは、僕がイタリアに来る前からビザの手続きや住居に関して仲介して下さって、おかげさまで問題なくビザを取得することができました。一人では不安なところもあったので、すごく助かりました。パレルモに着いてからも僕のことをすごく気にかけて下さって、問題が起きた時も助けて下さいました。また、浦田さんの人脈で、地元の野球チームに入ることができて、パレルモ生活で一番の思い出になりました。 

 5.先程も述べましたが、他の街とは全然違います。良く言えば、色々な文化が混ざり合った、とても面白い街です。街の人も社交的で、こちらの心も開けると思います。 悪く言えば、カオスです(笑) 荒れている場所が多かったり、騒がしかったり。僕は何の問題にも巻き込まれなかったですが、正直平和だとは思えないです。人通りの少ない道などを避けて、周りに気を配っていれば問題無いと思います。すごく特別な街ですので、色々な物を見て、食べて、パレルモを楽しんで下さい!