2013年12月16日月曜日

日本から猫をシチリアに連れてきました

留学を延長することを決めて、猫をイタリアへ連れてきました。関係書類、狂犬病注射、チップetc点。。。かなり大変でしたが…。詳細はまた後日、細かく書きたいと思います。ネットで検索しても犬を連れて行った人はいましたが猫はいませんでしたので。
結果から申すと、反対意見の方が多いですし、大変ですが、いる方は連れてきてはいかがでしょうか?

年末年始にイタリアへ来る方へ…

どうしてもひとつ言いたい事、年末年始の海外旅行が増えるだろうことを予測して。もしもイタリアに旅行に行きたい方、そしてそういう方がいらっしゃったら、どうぞ伝えてください。イタリア滞在1年半の人間から見る日本人観光客の危険性についてです。
よくイタリアが危険、事故にあった、ひったくりに遭ったという方々の話を耳にします。もちろんイタリアにはスリのプロもいて、本当に全くわからないような 手口のスリもあります、それは日本人だけでなく、在住のイタリア人でさえ狙われています。街によっても危険度は違いますが、ひとつ、どうしても聞きたいの はこの日本人の行動です。

その1)深夜につく飛行機であるにも関わらず、大きなスーツケースで公共のバスに乗ろうとすること。
…バックパッカーのような方ならいいでしょう、そして旅なれていたり、イタリア語が話せるなら。私は何度もこういう方々をパレルモの駅で見かけ、気が気で はありません。このような状況で何かがあってもそれはその方のせいだとしか私には思えません。深夜につく飛行機の場合、旅行会社を通じて空港からすぐのハ イヤーを予約しておくなどの配慮をお願いしたいです。長いエアの疲労、知らない国の知らない街、油断を作らないようにしていても生まれます。

その2)ふらふらと歩きながらiPadやiPhoneをどうどうと町中で見ること。
ここは日本ではありません、もう絶対にやめてください。見るならどこか鞄等を狙われない場所を確保してとか、バールに入ってやってください。iPhone やiPadは非常に狙われていて、イタリア人ですらやられています。手をはたき落とされるようにすっていきます。携帯を失う以上にそのショックで旅は台無 しです。

その3)深夜にふらふらしない!
夜の12時や二時に三時…、若い方に言いたい、ここは外国です、日本ではありません。どうしてもカウントダウンなどを見たい場合は財布や貴重品、iPhoneなどはホテルの貴重品に預けていってください。

その4)クリスマスはお店は大概、閉まります。
店が遅くまで開いていて、クリスマスが恋人たちのものだというのは日本特有の文化です。エリアによっては、しーーーんとして閑散、もちろんお店も閉まっています。それでも雰囲気を見たいのなら、いく街の情報をよく収集してから行ってください。

その5)バスに深夜や満員時に乗らない。
日本で痴漢がいるようにイタリアにはスリが乗っているケースがあります。いやな想いをしないためにも、極力、夜のバスは遠慮したいものです。こちらのスリの手口は巧妙で、イタリア人ですらやられます。

以上は私がこちらに滞在中に聞いた話や自身の経験からのアドバイスです。日本は安全な国です、同じ事はここでは通用しません。しっかりと注意さえしていれ ば、楽しい海外旅行になるはずです。注意を怠ると、いやな想い出になる。上記の行動をしていても何もない人もいるでしょう。しかし、私からすると、「本当に何も無くて良かったね」と言いたい。しっかり事前に気をつけていれば、無駄に怖がることもなくなります。 


2013年10月31日木曜日

シチリアのインターネット&携帯電話事情


私がシチリアに来る前に言われたこと…それは「インターネットが繋がらないんじゃないのか」。全くゼロの状態で非常に不安でしたが、やり方は日本と違いますが、繋がります。ワイファイスポットもあります。ただ日本と違うのは、「キアベッタ」というUSBタイプのインターネットシステムがあり、これを毎月近くのタバッキや携帯電話屋さんに行って、直接支払うので、毎月支払うための難しい契約をする必要もなく、パスポートひとつで叶います。ただ動画などを頻繁に見るなら、やはりWIFIをひくしかないでしょう。これも次回、説明したいと思います。
携帯電話に関してはsimカードを好きな携帯会社と契約して、こちらもデポジットのようにタバッキで支払えばOK。日本もこんな風に自由に契約できればいいのにと思います。
ちなみに速度ですがやはり日本のようにはいきません。どこに行っても繋がるとか、そういうのは、難しいですね。日本のインタネーット事情はすごい、イタリアは5年以上は確実に おくれています。でも使えます、インターネット!

2013年10月28日月曜日

外国人やイタリア人の友達は…、努力なしでは作れません。

…どうでしょう?イタリア留学といえば、たくさんの方が、笑顔で外国人の友人そしてイタリアーノと肩を組んで笑う姿をイメージするのではないでしょうか?
でも、これは、あくまで「広告の中」の幻想に過ぎません。ましてやイタリア語の準備も何もなしで来ている人の多くに、待っているのは「孤独」です。
クラスのレベルが低いほど、外国人は授業の後は英語で話します。もしも英語が堪能なら、彼らと一緒に出かけたり、おしゃべりで盛り上がれるでしょう。でも英語もましてやイタリア語もできないとなると、話し相手は、さて、イタリアのどこにいるのでしょうか??
私は孤独にならないために、まず留学前から「イタリア人の友人」を探しました。できれば現地で会えるような。多くのイタリア人で日本語を勉強したい人たちがいます、そこに登録して、まずはメール交換やチャットを楽しむのもいいと思います。勉強にもなりますし。私はこの方法でイタリアに来てすぐでも、すでに友人ができていたので、寂しい想いを比較的しなくてすみました。紹介します。

tomobook
http://tomobook.jada-jp.com/login.php

「来たらなんとかなる」は間違い、準備をしましょう。

良く留学相談などで「イタリア語が全然できなくても大丈夫?」とか「来たらなんとかなる」と、言いますが、それは間違いです。できるだけ、来ることを決めたなら、準備を始めましょう。本当に全くできないと、道も聞けませんし、チケットも買えません。さらに授業が全くわかりません。…ということは??イタリア生活が全然楽しくありません。
できれば留学の1年前から準備をはじめて、イタリア語を勉強していて欲しいと思います。学校にかようもよし、独学で勉強するもよし、やり方はそれぞれです。でも「来たらなんとかなる!」は、準備をしないための言い訳にしか過ぎません。来てから、青ざめるのは、自分自身ですから。せっかく勇気を持って、お金を払って、くるのです。準備はできるだけしておきましょう。

「日本人はSI SI と言って泣き始めるのよ…ナオ…」

私が以前通っていた学校には、たくさんの日本人が毎年訪れます。そこで彼女から面白い話を聞きました。「ナオ、どうして、日本人は、わからないのにSIって言うの?」。彼女は、初めて来た日本人学生に授業のことを説明して、いつなら来れるかということを質問したかったそうです。そうすると彼女は笑顔で「si」と答えたそうです、質問しているのに…。だから秘書は「ううん、違うの、いつならこれるの?」二度目の質問も笑顔で「si」。秘書も困って、もう一度、言い方を変えて質問したら、彼女は泣き出してしまったそうです…。
私も日本人だから分かります、なんとかその場をうまくすごしたくてとりあえず「YES」と言ってしまう。でも、よく考えたら、私たちは、分からないイタリア語を勉強に来ているのだから、わからなくて当たり前なんです。だから分からないなら、分からないって、言えばいいんですよね。「NON HO CAPITO」これを言うことは恥ずかしいことではありません。間違った認識をしないためにも非常に大切、わからなければ 「NON HO CAPITO」と言いましょう。もっとわかりやすく、イタリア人は説明をしてくれます。自分の選んだ道ですから、しっかりと、迷わないように、わからないと言いましょう。

問題が起こったら、恐れず、戦おう!!

私はある語学学校の秘書とあることをきっかけに仲良くなれました。ちなみに私は、この学校にきて早々、彼女と副校長をはじめ、喧嘩をしました。4、5日、秘書室に通い、言い合いました。そんな彼女も今は良き友人です。私が主張したのはふたつ「クラスのレベルがひどい、プライベートにしてくれ」そして「部屋が汚すぎる、カビがはえてる、お湯がでない、だから話が違う。家賃を払う価値がない」。今思えば、無謀な要求でしたが、最終的には、学校側はすべて私の要求を受け入れるカタチで話は終りました。…その後、学校に行きづらい?そんなことを日本人なら考えるのかもしれません。でも私はお金を払ってきているのです、最初の話と違うことは、きちんと説明して要求する。これは当然の権利なのです。それを怠っていると、せっかくの留学&海外生活が、嫌な想いでになってしまいます。私はいい思い出にしたかった、だから要求した。それだけのことでした。そしてその後は、彼女たちともっと仲良くなれ、この学校で過ごした日々は本当にかけがえのない思い出になりました。

高い学費を払う学校が良い学校とは限らない

日本人にとって留学はハードルが高い、学費そして生活費etc…。多くの語学学校がそれを全てフォローするということで、月600ユーロ(シェアで)、1000ユーロ(一人で)、さらにはそれ以上というところもある。一年間ならゆうに100万円以上になるのではないだろうか?
でもそれは「当たり前」ではないのです…。
私も実際、はじめは分からなくて、ビザとかペルメッソソッジョルノとか分からなくて、不安だから「安心できる」学費の高い?(普通)の学校を選びました。ホームページをみて日本語が書いてあるなど…。
これならきっと良い授業をしてくれるだろうと…。
でもお金を払うから、自分が願うような授業が受けられるとは限らないのです。私が経験したのは、すでに他の学校で勉強していたにも関わらず、全くイタリア語が初心者の人たちとクラスを同じにされ、英語なまりのイタリア語、スペイン人のほぼスペイン語なイタリア語などを理解するために多くの時間を費やしました。この悲劇は「クラス分けがきちんとされない」というところに問題があります。学校の経営上や先生の数にもよりますが、安心できる学校であっても、こういうことは起こります。

大学付属の語学学校を知っていますか?

イタリア留学を考えると、多くの人が、検索でひっかかる私立の語学学校を選ぶと思う。理由はひとつ「イタリア語も話せないのに私立しか無い」と考えるから。でも実はイタリアにある外国人大学には附属の語学学校があるケースが少なくありません。本土では調べきれていませんが、少なくともシチリアにはパレルモそしてメッシーナにあります。どちらも非常に破格で語学学校の授業が受けることができます。ちなみに私の通っている語学学校はパレルモの外国人大学附属の語学学校です。半年間で学費は900ユーロです、ビザ申請に必要な書類も揃います。年間通じて授業は行っています。入試はあるの…?そんなものはありません。学校が始まる前にレベルチェックのテストがあり、それにあわせて細かくクラスわけがなされます。


http://portale.unipa.it/errore.html?code=404&resource=/specializzazioni/scuolaitalianastranieri/

日本を脱出しよう!〜留学するということ

シェフになりたい、勉強したい、色んな目的があって留学を考えると思う。でも目的をもたない留学でも悪くない。まずは日本を脱出すること。日本は島国で多くの人が留学は「特別なこと」と考える。でもそれは日本が特別だということを、海外にくると分かる。多くの外国人が「バカンス」で留学を考えて、楽しんでいるのだ。留学は国や町を選べばそんなにお金のかかるものではない、それはやってみた私自身が感じたこと。これから少し、私の体験した「留学」について、「語学学校」について話したい。

2013年10月27日日曜日

はじめまして、buongiorno.
悩んで悩んで、どう作ろうかと…、現役ライターであり、デザイナーでもあり、みんなから「早く作れ!」と言われながら、なかなか…。
まずは自己紹介。私はシチリア島のパレルモに滞在中、昨年の6月からイタリアに滞在しています。はじめはメッシーナの小さな町、そしてボローニャ、そしてパレルモに帰ってきました。シチリアは、メインはもちろん小さな町までほぼ巡りました。なぜにイタリアなのか…。私はイタリアーノと結婚したわけでもなく、独身の普通の日本女性です。日本で20年近く広告業界に携わり、旅行誌から企業広告まで、携わってきました。日本に住んで40年、たまには別の国に住んでみるのもいいかなと、選んだ国がイタリアでした。ワインが好きという理由で。
滞在から1年、あっという間の生活に、延長を決めて、現在に至ります。
私の目から見たシチリアの魅力、イタリアの魅力、そして40歳という年齢を重ねて生きる上で感じることなどを、ブログで発信していきたいと思います。旅行で訪問されたい方、留学を考えている方、相談に乗ります。
〜cefaluにて